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聖書からの話し

聖書からの話し
牧師 栗﨑 学

   「続 敵をも愛する神の愛」

「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」
マタイ5章44,45節

 先月は、敵をも愛する神の愛と題して、メッセージを書きました。私たちにとって、敵を愛するということは、とても難しいことです。しかしイエス様ご自身が、敵対していた私たちを愛してくださり、その無条件の愛をお示しくださいました。この神の愛をいただく時、私たちの周囲にも神の平和が訪れます。私たちは神の平和が、この地に来ますようにと心から願います。
  しかしながら、2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が開始しました。なんと悲しいことでしょうか。今月は共に祈りたいと思います。ウクライナのために祈ることは当然ですが、その敵国であるロシアのためにも、私たちは共に祈りましょう。

 天の父なる神よ。
 あなたは天地万物を創造され、私たちに命を与えてくださいました。私たちの命は、あなたの御手にあります。今日も、私たちに命を与え、恵みを豊かに注いでくださっていることを覚えて、心から感謝いたします。
 あなたは私たち人間を創造されましたが、人の上に人をお創りにはなりませんでした。人は皆、あなたの前に、身を低くするべき存在です。あなたは私たち人間が、権威や武力によってではなく、あなたの本質である愛によって支配されることを願っておられます。私たちはあなたが愛なる方であることを知っています。
 しかしこの世には、愛とはかけ離れたものが支配し、多くの人々が恐れと不安の中にあることを思います。主よ、どうぞ憐れんでください。
 侵攻を受けたウクライナはもちろん、ロシアにおいても、苦しみと嘆きの中にある人々がおられます。どうぞ憐れんでください。被害を受け、悲しみの中にある者を憐れみ、助けてください。一日も早く、戦争が終結しますように。難しい問題の解決のいとぐちを見出すことができますように、諸国の為政者に必要な知恵をお与えください。
 平和のために尽力しておられる人々をどうぞお守りください。人道支援などの必要な助けを成している働き人をお守りください。
 敵、味方という視点ではなく、あなたの憐れみのもとにある者として、すべての人々を顧みてくださいますように。憎しみや復讐心が支配する世界ではなく、愛と平和が支配する世界となりますように。あなたがお示しくださった、赦す心を、私たちにお与えください。
 主よ、憐れんでください。愛と恵みのあなたの御手におゆだねいたします。
私たちの救い主、主イエス・キリストの聖名によってお祈りいたします。アーメン


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